もう本でも読むしかない

仕方ないので本でも読む。SF・文学・人文・漫画などの書評と感想

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2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

森元斎『アナキズム入門』 軽快に語られる、リアルな生き方としてのアナキズム

人々が助け合って生きてゆくという思想 アナキズム入門 (ちくま新書) 作者:森元斎 筑摩書房 Amazon 森元斎『アナキズム入門』は、2017年に刊行されたちくま新書。著者はアルフレッド・ノース・ホワイトヘッドの研究を専門とし、グレアム・ハーマンの翻訳を手…

津原泰水『バレエ・メカニック』 幻想と技巧の傑作都市SF

幻覚に襲われる東京と、眠り続ける少女 バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA) 作者:津原 泰水 早川書房 Amazon 今回は、私にとってのベストSF小説のひとつを紹介したい。津原泰水の『バレエ・メカニック』だ。とはいうものの、実はこの小説を紹介する自信…

奈落の新刊チェック 2024年7月 海外文学・SF・現代思想・哲学・歴史・ベル・ジャー・歌う船・他なる映画と・バトラー入門・アナキズムと哲学・すき間の哲学・サンスクリット入門ほか

いよいよ夏本番となりましたが、みなさま日傘は利用されておりますでしょうか。あるとないとでは大違いですのでぜひご利用くださいませ。そして世界と人生の苛酷な日差しから身を守るためにはやっぱり読書ですよね。(無理矢理) というわけで7月刊行の面白…