もう本でも読むしかない

仕方ないので本でも読む。SF・文学・人文・漫画などの書評と感想

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音楽

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』は華麗な異色のドキュメンタリー

『ムーンエイジ・デイドリーム』ってどんな映画? dbmd.jp いよいよ日本でも公開となるデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』である。吉井和哉による「上映わずか3分で大号泣」というコメントがキャッ…

BUCK-TICK『SIX/NINE』『十三階は月光』 コンセプト・アルバムという贅沢

BUCK-TICKのお勧めコンセプト・アルバムを唐突に紹介する 音楽を聴く手段がすっかりサブスクに移行し、音楽雑誌を読むこともなくなると、近年はいよいよ音楽なんてその時なんとなく目についたものを聴くという感じになっている。(ちなみに私は音楽雑誌を読…

Dream Wifeの新曲「Leech」の怒りのパワーがすごい

「お前は彼女に値しない」 ロンドンの3人組バンド、ドリーム・ワイフの2年ぶりの新曲「Leech」がすごい迫力なので盛り上がってしまった。 www.youtube.com ボーカルのラケル・ミョル、ギターのアリス・ゴー、ベースのベラ・ポドパデックからなるドリーム・ワ…

Horsegirlというバンドがすごいので、さりげなく紹介したい。

新たに発見されるもの Horsegirlというシカゴのバンドの、このPVに衝撃を受けた。 www.youtube.com まるで80年代から90年代のインディー・ロックではないか。なんでもこのバンドは2019年に結成していくつかシングルやEPなどを発表しており、その後名門レーベ…

田中純『デヴィッド・ボウイ』を読むことは、ボウイを好きになる一番いい方法だ

この分厚い本はどんな本なの? デヴィッド・ボウイ 無を歌った男 作者:田中 純 岩波書店 Amazon 皆様、デヴィッド・ボウイを聴いたことがあるだろうか。少なくとも名前くらいは知っているのではないだろうか。1960年代末から、2016年に死去するまで音楽活動…