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芸術、イメージ、文化批評から哲学まで 「表象文化論学会賞」受賞書籍リスト

表象(representation)の学問

 

表象文化論という学問のジャンルを聞いたことがあるでしょうか。まだあまり世間的に定着している言葉ではないのですが、文学や芸術、イメージについての研究を始めとして、それに関わるものとしての歴史、社会、そして哲学までを含んだ総合的な学問です。

「表象」という言葉は「representation」の訳で、これは「再び(re)」「提示する(presentation)」という意味ですが、この言葉には多くの学問で重要な意味を与えられてきました。以下は表象文化論学会ホームページからの引用です。

 

「表象」という概念は、哲学においては「再現=代行」であり、演劇では「舞台化=演出」、政治的には「代表制」を意味しています。

表象文化論学会ホームページ

https://www.repre.org/

 

 

このように哲学と芸術と政治を繋ぐ概念が「表象」であり、それをキーワードに様々な事象を研究する学問が表象文化論なのです。

 

さて、この表象文化論学会は毎年表象文化論学会賞」を選出しています。これは学会に所属している著者の著書の中から優れた業績を選ぶという賞で、言ってみれば内輪の賞ではあるのですが、毎年とても興味深い本が選ばれております。(前年中に刊行された書籍が対象)

また受賞資格として「学会賞」は49歳以下の会員による著書、「奨励賞」は39歳以下、または年齢にかかわらずその会員の最初の著書が対象となっているそうです。つまり若手・新進の研究者を応援するための賞という側面があるのですね。(詳細は上記ホームページ参照)

今回の記事ではその受賞作を集めてみました。上記のようなテーマに関心のある方なら、きっと興味のある本が見つかるはずです。

 

 

第1回(2009年刊行のもの)

学会賞

奨励賞

特別賞

 

第2回(2010年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第3回(2011年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第4回(2012年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第5回(2013年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第6回(2014年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第7回(2015年刊行)

学会賞

 

第8回(2016年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第9回(2017年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第10回(2018年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第11回(2019年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第12回(2020年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第13回(2021年刊行)

学会賞

奨励賞

 

第14回(2022年刊行)

学会賞

奨励賞